迷子
満を持して進んだはずが、
実際に進んでみたら、
嵐がやってきて、
目指すべき場所、
見たい景色、
感じたい気持ちを、
見失った。
あっれー
どこ行くんだったっけ?
という風に。
嵐がくることを予想してはいたし、
ただ遠くからあーだこーだ叫んでいたときよりも、
実際に嵐の渦中に入り込んだからこそ、その渦の中に入ることがどういうことか分かったことでもある。
積み重ねてきた経験から、起こることに不要なものは絶対になく、通る道の全ては必ずやどこかに繋がっていると知っている。
今までも、いつもそうなるように選択し、努力してきた自分に対して信頼がある。
だけどだけど。
いろんなことがぐるぐるしていて、この嵐の終着点はいったいどこになるのやら。
時間がたって、落ち着いたら、またきっと目指すべき場所が見えてくると信じて。
今はできることを一つ一つやっていくだけ。
自分の価値観や軸を、改めて考えさせられるとき。
揺さぶられる中で考えるからこそ、また強く太いものが育つかもしれない。
さてどうする、わたし。
でもきっと。
この嵐を糧にすると、わたしはわたしを信じているよ。