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わたしの毎日

意識

 

ここで暮らしていると、

エコや環境に関して、意識の高い人が多いことに改めて驚く。

 

スーパーで買いものする地元の人は、基本的に必ずマイバッグ持参、

わたしが働いているお店に来てくれるお客さんの中にも、

自分の容器持参で買いに来てくれる人や、

手に持ちきれないようなのでポリ袋を渡そうとしたら、プラスチックを消費したくないからと全力で手に抱えていく人、

繰り返し使えるステンレス製のストローを採用したらどうかと提案してくれる人。

町のカフェでは、マイボトルを持参するとディスカウントしてくれるところもある。

 

きっとどの人も、『意識が高い』という意識はなく、

地に足着いた考え方で、自分のできることを出来る範囲でやっているという印象。

 

もちろん、気にせず行動してる人もいるのは現実だけど、

でも、多くの人がそういった意識をもって生活しているベースがあり、

そんな風潮がとても自然な形で日常生活のあちこちに取り入れられているこの雰囲気は、とても素敵だと思う。

 

そんなお客さんや人の姿を見て、消費者や個人としての在り方を考えさせられる時間を過ごせたことは、ここにいて良かったことの一つだなと思う。

 

 

意識という点で、もう一つ。

カフェで働いていると、あいさつ、食べ方、食べ終わった後の去り方など、

すべてが、まさに十人十色で勉強になる。

わたしたちは、“お店の店員さん”、“お客さん” である前に、お互いが感情を持った人間。

例えば、食べ終わった後、少しお皿を重ねてくれるだけで、少しごみを集めておいてくれるだけで、ありがとうと声を掛けてくれるだけで、とてもありがたく嬉しい気持ちになれる。

そう行動してくれたお客さんのおかげで嬉しい気持ちを受け取ることができ、

その気持ちをまた誰かに還元することができる。

特に、この小さい町では、お互いがお互いのお客さんであり、支え合って仕事しているような印象があるから、実感できることの一つなのかもしれない。

自分の意識やふとした行動、言葉、しぐさ一つが誰かをさみしくも嬉しくもさせる。

もちろん、できない時もあるけど、

でも、そんな気持ちをナチュラルに携えた人でいたい。

 

ここで大事なことは、そうなれるように『自分を整えること』、なんだよね。

それらは、無理やり作り出すものではなく、

自分の気持ちが安定し余裕あるものであれば、きっと自然とにじみ出るものだから。

 

良い波長を出せる自分でいること。

ゆとりある心を保てる自分でいること。

そうなれるよう心と身体をちゃんと作ること。

そういうところに目を向けること。

そんな自分を保てるように意識すること。

そこに意識を持っていくこと。

 

毎日の生活には、『意識』次第で、あらゆるカケラが散らばっている。

 

すべては『意識』であり、

どの意識でどのアンテナにチューニングするか、なんだなぁ。