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わたしの毎日

今の気持ち

ここ二週間ぐらい、いろんなことが重なってナイーブになっていて、

ついにコップの水があふれたようで、涙になって流れたらようやくすっきりした先日。

 

そういえば、泣いたのは久しぶりだったような気がする。

この半年ぐらいは、しんどい状況だったときも、泣かなかったなぁ。

たくましくなったもんだと思う。

 

季節的なことも関係するのかな。

ここ数日、急に冬がやってきたようで、曇りや雨の日も多くなり、山の上には雪が。

寒いと、身も心もきゅーっと小さくなって、センチメンタルになる。

冬でも晴れる日が多い日本の冬は、本当にありがたいんだと思い知る。

 

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この一年、わたしはどう成長したんだろうか。

何を学んだんだろうか。何を得たんだろうか。

この選択でよかったんだろうか。

もっといろいろできたんじゃないか。やるべきだったんじゃないか。

そんな感情も出てきていた最近。

ただ、そんな気持ちを感じている自分がいることも事実である一方、

心の奥では、無駄なことなんてひとつもなかったと胸を張って言えるし、たとえこんな感情を感じていることすら大丈夫で、必ず意味があり、この先のどこかに繋がっているんだとは分かっている。

色んな感情が入り交じり、ざわめく心の中。

 

でも、そういえば、前までは、

そんな気持ちを感じる『今』にだけフォーカスしてしまい、

その深くにある『でも、きっと大丈夫』という確信にはなかなかたどり着けなかったなぁと振り返る。

そういうことに精通した人の話を聞いたり、勉強したりする中で、

『なるほど』と思ってはいても、『そうは言ってもさ、、、』と、なかなか実践や実感にまで至れないことも多々あり、

その狭間で、そうなれない自分に葛藤し、悩んだり、迷ったり。

でも、20代後半、特に去年、ひとりでNZに来て、迷いながらも、動き、感じ、経験する中で、それが実体を伴って確信に変わったことは、わたしにとっての大きな財産だなと改めて思う。

日本社会にいて、もがいたままだと、なかなか難しかったかもしれないから。

 

わらで修行し、『根拠のない自信』や『生きていくための大事な軸』を掴んだ一年。

その自信や学びを、自分の人生や実生活にどうなじませるか模索した一年。

NZに来て、経験を通して、実感と確信を深めたこの一年。

 

このどれもが、今のわたしにたどり着くために必要不可欠だったもの。

 

英語ができるようになったわけじゃない。

友達がそんなにたくさんできたわけでもない。

胸を張って成し遂げた何かがあるわけでもない。

どちらかというと、地味なワーホリ生活だったと思う。

 

でも、こうして、家族や仕事や日本社会から離れて一人で過ごしたことは、

本当に良かったんじゃやないかと思える。

 

それだけで十分だよね、きっと。

 

とは言いつつ、

今も、書きながら、そうだよね?と自分に確かめながら書いてるんだけどね。

 

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人は、本当に、人それぞれ。

考え方も、見方も、感じ方も、捉え方も、

たとえそれが家族であっても、恋人であっても、どんなに近い仲であっても、

みんなそれぞれ違うんだなぁと思う。

 

そして、そのどれもが、正しいとか間違いとかなくて、

それぞれが、その人にとっての『正解』だったり『全て』だから、

否定することもないし、というよりは、そもそもできないし、

『そんな考え方、感じ方もあるんだな』と、

そして、それをどう自分に取り入れるかは、またわたしの自由なのだ。

 

人は、ついどうしても、その『違い』に戸惑い、悩んでしてしまうから。

 

それが、

ネガティブな方面から言うと苦しさであり、

ポジティブな方面から言うと違いを知る楽しさや面白さなんだよね。

 

大事なのは、『自分にどう取り入れるか』であり、

結局は、『自分次第』なのだ。

 

みんなそれぞれの波を持って生きている。

自分の波が小さかったり弱い時には、大きな波が来たら飲まれてしまうし、

またその逆もある。

 

いかに自分の波を保ちつつ、周りの波と調和させられるか。

『調和』というのは、相手の波に合わせるという意味ではない。 

自分の波は穏やかに保ちつつ、たとえどんな波が来ても柔軟に対応できるように。

時には、相手の波に乗っかかり、大きな波になって超える方が楽な時もある。

時には、タイミングが合わず、お互いの波が相殺するような時もある。

全ての人やできごとは、そうやって流れ流されながら生きてる。

でも、どんな時も、自分の心地良い波を作り出せる自分でいたいもんだと思う。

 

と、理想を描きつつ、実際には難しいときもある。

でも、それが『人生』なんだなぁ。

 

なんて、分かったようなことを書きつつ、

人生も自分も世の中も、実際には分からないことだらけ。

 

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日本に帰ることを決めた。

帰るのが楽しみでもあり、ドキドキでもある。

きっと色んな波が待っていることが目に見えてるから。

 

だからこそ、忘れないように、今の気持ちの記録。