変化するもの
人の心は、驚くほど一瞬で移り変わっていく。まるで万華鏡のように。
ほんのささいなこと、ほんの小さなきっかけで、
嬉しくもなり、楽しくもなり、
悲しくもなり、さみしくもなり、
全てが幸せに思えスキップしたくなる日もあれば、
歩いていても、食べていても涙がでそうなときもある。
自分の気持ちでさえも、こんなにも変わっていくものなのだから、
他人の気持ちや様子をうかがってあれこれ対応するのは、もはや至難の業と言ってもいいかもしれない。
心だけではなくて、価値観や考え方も同じ。
ふとしたことで価値観はアップデートされるし、
環境や状況次第で考え方も刻一刻と変わっていく。
何が言いたいか。
自分の人生を生きているのは自分であって、
「他」に軸を置くほど不安定なものはないってこと。
生まれた時から、今この瞬間までの私を、
一番見て感じて生きてきたのは、まぎれもなく私であって、
たとえ理解できない自分であったとしても、認められない部分があったとしても、
「私が私であることに」、
「あらゆる瞬間の私」を誰よりも見てきたのは私自身であることに、
100%の自信をもって、
「私の人生」を生きるのである。
そして、
その私で、
この私で、
いままでの変化も、これからの変化も、
見続け、認め続けるのである。