お料理会@モナの森 (9/15-16)
今年一番のイベントと言ってもいいほど、満を持して迎えたお料理会が、
先日、無事に終わった。
この幸せな気持ちや、充足感、やりきった感をどう言葉にしたらいいものか迷ううちに早半月。
まだまとまりきらないけど、今の気持ちを記録。
* * * * * * * *
かっこちゃんこと山元加津子さんが声を掛けてくれて立ち上がった今回のお料理会。
最初は私としほちゃんとのコラボでということだったけど、最終的には、私とかっこちゃんとのコラボという形で迎えることに。
題して、『あきちゃんの重ね煮とかっこちゃんの本気のお料理を、輪島塗の器とお膳ででいただく会』。
重ね煮は、自分のペースでずっと続けてきていたとは言え、人様に食べてもらうのは初めてのこと。
思ってもみない機会に、自分が想像していた以上のわくわくを感じると同時に、
初めての世界に踏み出すのは、思いのほか不安とプレッシャーが大きくて、
正直、断わろうとした時もあった。
自分の弱い一面を見せつけられ、かみさまが与えてくれた課題だったなぁと思う。
そこを乗り越えてからは、今私が持っているものでいかに伝えられるかを模索して準備する日々。
伝えたいことがたくさんある中で、
『私だから伝えられることは何か?』を考えたとき、
それは、『重ね煮を通して、自分を信頼して、自分(という存在)に自信をもって、自分らしく幸せに生きていくこと』だと決めた。
野菜と向き合う中で教えてもらったこと、
ニュージーランドの自然の中で気付き、学んだこと、
そんなことを重ね煮に乗せて伝えたいと思った。
集まってくださった方は全員で13人。
一泊二日、晩朝昼の三食分を準備するのはなかなか大変だったけど、
だけど、
ものすごーーーく楽しかった。本当に楽しかった。
食べてくれる人の笑顔を思い浮かべながら料理する幸せって、半端じゃないんだなぁ。
温かくて、優しくて、幸福そのものの時間が流れていて、幸せすぎて、夢だったかと思うぐらいに。
参加してくださった方が喜んでくれたこと、
やっぱり料理が大好きだと実感できたこと、
重ね煮から始まる幸せの輪を広げることができたこと、
しほちゃんと再会できたこと、
かっこちゃんと料理ができたこと、
モナの森の空気が優しかったこと、
みんなが応援してくれたこと、
ひるむことなく挑戦できたこと、
わらで学んだことが実践できたこと、
新たな目標とやりたいことが見えたこと、
知らなかった自分を知れたこと、
その全てが宝物になり、新たな軸や土台を作ってくれる自信になったこと。
そんなきっかけをくれたかっこちゃんととしほちゃんに、心から感謝。
私は、
食べることも、作ることも、
重ね煮も、
考えたり、感じたり、
みんなと共有したり、
やっぱりそんなことが大切で大好きなんだとも再確認。
これから、もっとあたためて味わって広げていきたいと思うことができた。
たくさんの人にありがとうと言ってもらえたことはすごく嬉しかったけれど、
私はその100倍ぐらい、ありがとうと叫びたい。
かみさま、
心の底から、ありがとう。
本当によかったね、私。
いつかまた、モナの森でお料理できますように。