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わたしの毎日

* 旅記録 * クイーンズタウン

( 10/15〜18朝 )

 

10/15 晴れのちくもり

ワナカからクイーンズタウンへ。

 

10/16 晴れ

ミルフォードサウンドへ。

 

10/17 晴れ

クイーンズタウンガーデン、スカイゴンドラ。

最高のお天気の下、町でリラックスの日^^

青空や色とりどりの花が、クイーンズタウンの景色をそれはもう素敵に彩ってくれた。

 

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写真に撮るのも、言葉で説明するのも、わたしの今の能力では追いつかない。

それぐらい圧倒的な景色。

だから、目と心に焼き付けて、全身で感じて、この感覚が逃げないように、そっと心にしまう。

 

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南島の景色は、どこを取ってもどこまでも素晴らしくて、宇宙・地球・命の不思議を教えてくれる気がする。

 

正確に言うと、"教えてくれる"気はするが、

実際には掴めなくて、分からなくて、それで悩んで迷って心が揺れていた。

どうしたらいいんかなって。

 

そんなとき、ふと目に入ってきた、自然写真家・野村哲也さんの投稿に気付きと学びをもらった。

気持ちが軽くなって嬉しくなって、ほっとした。

 

阪根さんの言葉に、笑えて、でも妙に腑に落ちて納得し、嬉しくなり、
てっちゃんの言葉に、ほんとにそうだなそうだなと頷き、
やすみちさんの言葉に、深いなぁ〜〜と考え、
そしてかっこちゃんの言葉に、泣いた。

 

わたしは誰かのあぶかもしれないし、わたしもたくさんのあぶや風に助けられてきたなぁと。
それでいいんだなぁと、安心できた。

生きていく根底には、みんながお互いに労わって助け合って支え合って教え教えられながら生きていく。
それでいいんだなと。それだったんだよな、本当に大事なことはと。
今回の人生、すでに見つかっていることも、まだ見つかっていないことも含めやりたいことはたくさんあって、みんなもそれぞれがいろんな意味や使命を持って生まれてきている。

その道々が、交わることも、もしくは一生交わることなく終わることもある。むしろその方が多いだろう。

でも、自分がした "何か" や、自分が発した "何か" が、回り回って誰かの "何か" になっている。

だからこそ、目の前の人や物を大切にしたいし、良いものを発せられる自分でありたいと改めて思えた。

この投稿が、わたしのあぶであり風となってくれたことに感謝。

 

(野村哲也さんFacebookより)

『 毎年恒例の岐阜羽島講演会が終わった。
予想通り、天才気功師のやすみっちゃんが入ることで、今までにないほど爆笑に次ぐ大爆笑の会となった。
出演者が前に出て、質問を受ける場があった。
その時の質問が「人はどうして生まれてくるのか?」。
「ひろちゃんは、酒を飲むためですよね?」とマイクを渡すと、「はい、その通りです。でも地球のことを本当に考えたら、人間は絶滅するのが一番の環境保全になると思う」と独自の理論を展開した。
「楽しむため、遊ぶために生まれてきたのだと思う」(哲也)
「闇があるから光が際立つ。闇を引き受け、光になるため」(やすみつ)
そして最後が姫の番。小さな柔らかな声で
「花には蜜を吸い受粉を手伝う虫が必要なように、私たちは誰かに必要とされるために生きているのかもしれない。それが誰だかは分からないけれどきっとそんな計らいの中で、ひとつの命をみんなで生きているのだと思う」
鳥肌が立ち、全身の毛が逆立った。
仏陀やキリストが周りの人たちを諭したように、姫は僕たちへ向かって愛の光を放って、場を優しく包み込んだ。
僕は呆気に取られて姫の顔を見ると、姫は恥じらって下を向いた。こんな言葉は、いつもそのことを考えていないと決して出てこない。
お犬様の小林さんに「感銘を受けました」と伝えると、姫の名作「本当のことだから」の一頁を指さして、肩をポンポンと叩いた。そこには、吉野弘さんという詩人の詩が記されていた。

 

「生命は」
生命は自分自身だけでは完結できないようにつくられているらしい。
花もめしべとおしべが揃っているだけでは不十分で、虫や風が訪れてめしべやおしべを仲立ちする。
生命はその中に欠如を抱き、それを他者から満たしてもらうのだ。
世界は多分、他者の総和。しかし互いに欠如を満たすなどとは知りもせず、知らされもせず、ばらまかれている者同士無関心でいられる間柄。ときにうとましく思うことさえも許されている間柄。
そのように世界がゆるやかに構成されているのは、なぜ?
花が咲いている。すぐ近くまでアブの姿をした他者が光をまとって飛んでくる。
私もあるときは誰かのためのアブだったのだろう。
あなたも あるとき私のための風だったかもしれない。

姫、小林さん、ひろちゃん、やすみっちゃん、今日ここに集った仲間たち。僕の周りに目覚めの風が吹いてきた。 』