myway ☻ mylife

わたしの毎日

* 旅記録 * ワイトモケーブ、ロトルア、ホビット

 

本番の旅は来週からの予定だけど、ルート的に、北島の近場は先に廻っておいた方がよさそうだったので、急遽行くことにした二泊三日ワイトモケーブ→ロトルア→ホビット村の旅。

 

9/26

まずはワイトモケーブ(洞窟)へ。

鍾乳洞を見ながら洞窟内を進み、半ばからはボートに乗ってツチボタルの見学をするツアーに参加。

 

長い長い時間の積み重ねと、宇宙のエネルギーの偉大さを感じる鍾乳洞。

何十億年も前に生まれ、ゆっくりゆっくりと歳月を重ねてきたこの地は、どんな気持ちでこの地球の移り変わりを見守ってきたんだろうか。

まるでアートのような鍾乳洞は、穏やかで、でも自然の荘厳さや力強さを感じる、とても不思議な気持ちになる場所だった。

そんな鍾乳洞を進んでいき、次はボートに乗る。

ボートに乗ってしばらくしてから上を見上げると、、

そこにはツチボタルが放つ、まるで満天の星空のような神秘的な空間が!

本当に、素敵だったなぁ〜。。

真っ暗な中に放たれる光は、奥行きがあって、深みがあって、何とも言えないミステリアスな光だった。

ツチボタルも、一生懸命自分たちの命を生きているんだなと。

素敵な命の光を見せてくれて、ありがとう!

 

その後、ロトルアへ移動。

ロトルアは、大地熱地帯で、火山湖や間欠泉などで有名。温泉地ならではで、街全体に硫黄の匂いが漂っている。

まずは歩いてマオリの人びとの集落があるオヒネムツ・マオリ村へ。

雨が降っていたので傘を差しながら歩いていると、前に歩いていた女性が声を掛けてくれた。『どこへ行くの?どこから来たの?』と。

マオリ村へ行くつもりと伝えると、車に乗せていってあげるよと。

歩いてもそう遠くはない距離だったけど、その気持ちの嬉しかったこと!ありがとう〜〜!

村はすでに閉まっていてあまり見れなかったけど、初めて近くでみたマオリの彫刻は素晴らしかった。

 

その日はロトルアYHAに宿泊。

YHAに泊まるのは初めてだったけど、わりと清潔で安全で若者たくさんで活気があって良かったな。これからも泊まるならYHAなら間違いはなさそうだ。

 

9/27

ロトルア、テ・プイアのツアーに参加。

まずはマオリのショーを見学。恥ずかしながら、マオリについてあまり勉強できていない。でも、どこの国でも、どこの土地でも、昔からの伝統や文化はとても大事で素敵だなと実感した。

グローバル化に伴い、色んな国や人や情報が行き交い、わたしたちは自由な選択ができ、世界は"小さく"なったように錯覚する。

でも、小さくなったがゆえに、ひずみ、困惑、迷いが生じ、地球も人も、本来進むべき方向を見失っているような気もする。

わたしたちは何を求め、どこに向かうんだろうか。。

 

ツアーはもちろん英語。

集中して聞くと50-60%ぐらい、ちょっとでも気が逸れると全く入ってこない。笑

語学学校では、先生は丁寧に話してくれるし、わたしたち生徒もお互いつたない英語同士なのでそれなりにやってこれてたけど、、

改めてnativeの英語にさらされ、どひゃぁ〜という感じ。。笑

よっぽどリスニングの練習になるわ〜〜!

と、同時に、やっぱり英語話せるように聞けるようになりたいなぁ〜と強く思った。

 

そのあとは、カービングの現場を見せてもらったり、草の編み方を教えてもらったり、間欠泉を見て廻ったり。

最後は、間欠泉の熱で蒸した野菜でランチを。

 

ツアーは、オーストラリア、チリ、USA、スコットランドから来たカップルたちと一緒だった。

一緒にランチしながら、それぞれの身の上話や国について話す。(ここでも、もっと話せたらと何度思ったことか、、!)

たとえ国同士で諍いがあっても、人同士はこんなにもフレンドリーだ。

わたしたちは、何のために争うのか。

もっと穏やかに、平和にいけないものか。

まだまだひよっこで無知なわたしは、ただただ単純にそう疑問に思い、そして、そうであって欲しいと切に願う。

 

間欠泉は、まるで地球の息づかいのようだった。

わしは生きているぞ!ここにいるぞ!命を燃やしているぞ〜〜!と言っているかのように。

神様は、この宇宙に、地球を作り、自然を作り、動物を作り、そして人間を作った。

それぞれの地に応じて、異なる国、自然、人間、言葉をあてがい、、これにはどんな意味があるのか。

なんでみんな同じではなく、違うのか。

不思議だなぁ、不思議だなぁ。。

 

雨予報だったのに、雨はほぼ降らず、最後の方には晴れ模様まで!ありがとう、神様。

 

市内に帰ってきてからは宿の移動。

シングルルームをお願いしていたら、文字通りシングルすぎて、息が詰まりそう〜〜!安いから仕方ない。。

あまりお腹は空いてなかったけど、部屋にいるのも苦しかったので、近くのお店でスープとポテトを食べることに。

そしたら、スープもポテトも大きすぎる、、オーダー取ってくれたお兄さん、サイズ感教えてよ〜〜とほほ!笑

 

9/28

天気予報は晴れマーク。

朝陽を見たくて早起きして準備し、トイレに出たところ、部屋のオートロックドアがかちゃんと閉まり、、まさかの締め出し!とほほ〜〜!

何も持ってないし、もちろん上着もないし、雨降ってるし、、レセプションが開くまで外で一時間近く待ったさ〜〜とほほ!

レセのお姉さん、まさかの寝坊で、さらに20分ほど追加で待ち惚け。

でも、お姉さん何回も謝ってくれて、次からこういう時は電話してね!って。

emagency only の電話にかけるのは忍びなくて待つことにしたけど、掛けていいんやね。勉強、勉強!

 

オークランドに帰る道中でホビット村に寄ることに。

ここは、ロードオブザリングホビットの映画の撮影がされたところ。

見渡す限りの広い広い広い牧場の中に羊が自由に草を食べていて、まさに絵に描いたようなニュージーランドの景色!

今は羊の出産の季節。親子羊、かわいかったな。

ホビット村に着いたころには雨から晴れに変わり、可愛い村と青空のコントラストのなんと素敵なこと!

ロードオブザリングホビットも観たことないけど、それでも十分楽しめる可愛い可愛い村だった〜〜♡

ドイツとベルギーから来ていた男の子たち、中国から来ていた女の子と出会い、いろんな情報交換をする。

また、バスがずっと一緒だったイギリスから来られていたご夫婦とも話しさせてもらった。

世界中の人と出会い、話せること、笑えること、仲良くなれること、そしてそんなところに自分がいること、、本当に不思議だなぁ〜〜。。

世界は広く、世界は小さい。

 

オークランドに帰ってきて、街の喧騒に多少がっくりする反面、安心感を覚えた自分もいた。

ひとり慣れない場所での行動は、やっぱりどこか気を張ってたんだなぁと思い知る。

長い旅の前に、色んな勉強、経験ができて良かった。

次の旅では何が待っているのか、、楽しみだ。

 

たくさんの人の助けと優しさと見守りのおかげで無事に行ってこれた今回の旅。

得たたくさんの学びをこれからに活かせられますように。。